ステロイドの影響と反省

ハッピーハロウィーン

いつも行くトリミングサロンでかわいいチョーカーをもらったので、
写真だけハロウィン気分。

今は元気なスノーだけど、8月から9月にかけては不調だった。

お腹まわりが太くなり、その影響か呼吸も大きめで、ぐったり体
を伸ばして寝ていることが多かった。お腹が邪魔で丸まったり
することもできず、座るのもしんどそうだった(-_-;)
水も大量ではないが、いつもよりは回数多めに飲んでいた。

これは何かおかしい、とレントゲンや血液検査をして・・・

結論としてわかったのは、ステロイド剤の影響、いわゆる医原性
クッシング症候群。

実は、7月末に急に目の周りが赤くなる皮膚アレルギーを発症し、
近所の皮膚科専門医に診てもらって、最初は非ステロイド剤の内服薬
をもらったものの、おさまらず、下半身を激しく搔き始めたので
翌日「虫刺されが原因でしょう。注射を打ちます」ということになった。

このとき、私は薬剤についてちゃんと確認しなかった・・・
初めての先生ではなく、皮膚疾患に関しては何度か有用な情報ももらって
いたので、アレルギー症状を抑える薬ではあるだろうという目論見だけで
スルーしてしまった。なんとなく聞きづらかったというのもある。
ただ、もしステロイド剤と説明されていても先生を信用して打っては
いたとは思う・・・

だが、ひとつ疑問に思ったのは、以前もこの先生にステロイド剤の
「内服薬」で同様のアレルギーを治療してもらったことがあるのだけど、
その時は「数日服用して徐々に減薬する」という慎重な投薬方法だった
ので、今回はなぜ注射？内服ではないの？と。それは疑問に思ったの
だけどそれも聞けなかった・・・

これがよくなかった。疑問に思ったらしつこく聞くべきだった。
アレルギー症状は速攻で治ったものの、その後、上述のような異変が。

ネットで調べてクッシング症候群というおそろしい病気ではないかとも
疑いはじめ、とりあえず前回治療の詳細を知りたかったので投与から
３週間後、この先生に電話で相談したところ、注射はステロイド剤で、
即効性を重視して処方したが、量は十分気をつけたとのことだった。
その先生は糖尿病を疑っていた。
薬剤の影響としてはもう抜けているはずだが、１か月経過しても
状態が変わらなければ血液検査しましょうとのことだった。

が、ここにはもう行かなかった。
ステロイド剤の使用は怖いのでしっかり説明してほしかったし、結果論
だけど「注射までは不要」だったんだと思う。
もしかしたら投与量もスノーには少し多かったのかも・・・
ステロイドを使うなら以前のように「内服で徐々に減薬」が正解だった
のではないだろうか、と思う。

過剰な治療に疑問もあるが、何よりも薬剤についてや疑問に思った
ことを聞かなかったことが私の最大のミス。これはほんとに猛省。
スノーには何度も謝った。しんどい思いをさせてごめんね、と。

かかりつけ医が閉院により「ない」状態だったので、いろいろ
不安だったが結論として別の病院でクッシング症候群も含めた
血液検査をして、さまざまな数値から、ステロイド剤の影響が
残っている状況だろうという推測になった。
腫瘍性のクッシング症候群や糖尿病の疑いは見られなかったので
少し安心した。

医原性クッシング症候群の場合、薬の影響が抜けるまで様子を
見るしかないので、何も治療はしなかったが、結果的に目に見える
症状としては薬剤投与から１か月以上経過しても影響は抜けなかった
ので、本当にステロイド剤 は慎重に使わないと怖いと
つくづく思わされた。

10月に入り、おなかのぽちゃぽちゃはまだ若干残っているのだけど、
丸まることも座ることも普通にできるようになったし、呼吸と水を
飲む回数はもとに戻った。何より元気になったと思う。
完全に戻ったのかはわからないけど、とりあえずスノーのQOL
（生活の質）に影響は出てないので、何か問題が出てきたらまた
検査をしようと思う。いずれにしてもまたいずれかのタイミング
で健康チェックのための血液検査はしようと思っているけれど。

とにもかくにも、私には忘れられない一件となった。
本当にスノーに申し訳ないと思った。
飼い主として、しっかりしなくてはいけないと思う。


写真はだいぶ元気になってきたころ。
９月半ばの地元の秋祭りに出かける前のスノー。

「男前」浴衣

コロナもすっかり明けたので大盛況。
スノーはやむなく抱っこで参加。

一時は重病ではないかと思ったので、本当につらかった。
しんどくさせてしまってごめんね、スノー。
これからもっと気をつけるからね。